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大学院紹介 Graduate School

社会の要請に応える2つのコース、さらなる専門性を究める。1961年の文学研究科心理学専攻修士課程発足以降、長きに渡りサイエンスとしての心理学の能力の涵養を目指し、基礎研究・臨床実践いずれかに偏ることのない教育研究を展開しています。

大学院説明会

2023年7月8日(土)に開催した大学院説明会の動画を公開しました。

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研究科概要

現代社会のニーズに応えられる専門家を育成

本研究科では、人間行動の実証的理解を重視する実験心理学を基礎とした高度な知識・技術の統合的学習と研究能力の涵養を目指し、基礎領域と臨床実践領域のいずれかに偏ることのない教育研究を展開しています。

産学官の領域を超えた研究や実践活動を積極的に企画・実施できる人物を育成するための斬新な教育プログラムを展開し、同志社大学のスケールを活かして海外の研究者との活発な交流が行われています。

心理学コース

心理学コースでは、研究インターンシップとして実践的活動における研修に参加し、その成果は、「心理学体系論」の授業において報告することが求められます。「心理学体系論」では、インターンシップ体験のための基礎的知識を学習し学外機関との連携の円滑化を図り、インターンシップの後には授業での報告を通じた事後指導が行われます。また各専門領域の「特論」において先端的かつ高度な専門知識を学習することができます。

臨床心理学コース

財団法人 日本臨床心理士資格認定協会 第1種指定校 公認心理師(国家資格)
2018年度より受験資格に対応したカリキュラム施行
文部科学省・厚生労働省 確認済

臨床心理学コースでは、実践的な技能を習得するために、心理臨床センターにおける研修や学外研修並びにケースカンファレンスを行い、臨床的な技能の育成を図ります。このような実践活動とともに、講義科目を通じて幅広い臨床心理学の知識を習得し、高度な専門的知識と実践的な技能を身につけることができます。

TOPIC

「ALL DOSHISHA教育推進プログラム」に心理学研究科が2019年度採択されました。

「ALL DOSHISHA教育推進プログラム」とは同志社大学が掲げる「同志社大学ビジョン2025」に基づき、質の高い教育プログラムの提案と費用対効果が期待できる学部・研究科の取り組みに対し、事業経費の一部を大学が負担することで、その事業の推進を支援する制度です。そこで得られた様々な教育効果を改めて分析・共有し、本学の教育研究力の向上に役立て、次代の人物を養成するプログラムを新たに構築していきます。


心理学研究科採択プログラム
「アカデミック・ポートフォリオを活用したセルフ・プロデュース型キャリア能力開発システムの構築」

本取組みを通じて、個々の大学院生のキャリア・ビジョンに応じたきめ細やかな研究・実践指導、ならびに活動支援を行い、自己のキャリアを念頭に主体的に学び続けて未来を切り拓く人物の養成に努めています。

詳細はこちらから

実際のアカデミック・ポートフォリオはこちらから

人材育成目的/各ポリシー

人材養成目的

心理学研究科博士課程(前期課程)人材養成目的

心理学研究科心理学専攻博士課程(前期)は、心理学について実証的立場からの高度な知識の蓄積を目的とするが、さらに基礎的実験技術の習得、また応用面での臨床的技術の習得を行い、本専攻で培った知識・研究方法を背景に、教育・司法・行政等の職種を中心とした健全なこころの成長に貢献できる人物を育成し、基礎的な問題から応用的諸問題にまで対応できる問題解決能力をもった研究者及び教育者の養成を目的とする。

心理学研究科博士課程(後期課程)人材養成目的

心理学研究科心理学専攻博士課程(後期)は、前期課程において習得した心理学研究の知識・技術を基盤として、心理学における高度な専門的知識と研究能力を身に付けた研究者を養成し、大学における専門分野の研究にとどまらず、産官学分野にまたがって基礎的な問題から応用的諸問題にまで対応できる問題発見能力とそれに対する解決能力をもった研究者及び教育者を養成することを目的とする。

ディプロマ・ポリシー/
カリキュラム・ポリシー

博士課程(前期課程)

ディプロマ・ポリシー

知識
心理学について基礎から応用に至る実証的な研究法、高度な専門的知識、および心理学の専門家として社会に貢献するための方法論を理解できるようになる。
態度
こころと行動の仕組みと機能を科学的に探求し、基礎から応用までの諸問題の解決に貢献できるようになる。
技能
基礎研究のためのデータ収集・解析技術を習得し、また応用面での臨床的技術を身につけ、適切に用いることができるようになる。

カリキュラム・ポリシー 2018年度以降生

こころと行動の仕組みとその機能を理解し、心理学の専門的知識と技能を用いて広く社会において活躍できる人物を育成するために、甲類科目、乙類科目によって構成されるカリキュラムを設置する。

甲類科目では、心理学の専門家として社会に活躍できる人物を育成するのに核となる高度な専門知識と技能(知識・技能)、科学的かつ論理的に議論を展開する能力(思考力・判断力・表現力)、ならびに社会への貢献を目指す態度(主体性・多様性・協働性)を習得することを到達目標とし、1年次から2年次にかけて、講義と演習を組み合わせた授業科目(心理学コースは8単位、臨床心理学コースは28単位)を履修する。

乙類科目は、心理学の各領域における高度な専門知識や技能(知識・技能)、科学的視点からの批判的思考力(思考力・判断力・表現力)、ならびに他者と議論を重ねながら課題を追求する姿勢(主体性・多様性・協働性)を習得することを到達目標し、1年次から2年次にかけて、講義と演習を組み合わせた授業科目(心理学コースは22単位、臨床心理学コースは10単位)を履修する。

博士課程(後期課程)

ディプロマ・ポリシー

知識
心理学について基礎から応用に至る専門的な研究法、高度な先端的知識、および研究者・教育者として社会で活躍するための方法論を理解できるようになる。
態度
こころと行動の仕組みと機能に関する先端的知見を科学的に探求し、産官学分野にまたがる基礎から応用までの諸問題の解決に貢献できるようになる。
技能
先端的研究のためのデータ収集・解析技術を習得し、また応用面での臨床的技術の開発能力を身につけ、適切に用いることができるようになる。

カリキュラム・ポリシー 2018年度以降生

心理学における高度な専門的知識と研究能力を身につけた研究者・教育者を育成するために、心理学特殊研究、プロジェクト特別演習によって構成されるカリキュラムを設置する。

心理学特殊研究は、心理学の研究者・教育者として社会で活躍できる人物を育成するのに必要な高度な先端的専門知識と専門的技能(知識・技能)を習得することを到達目標とし、1年次から3年次にかけて、演習形式による研究指導科目を履修する。

プロジェクト特別演習は、心理学の研究者・教育者として社会で活躍できる人物を育成するのに必要な先端的知見を科学的に探求し、産官学分野にまたがる基礎的な問題から応用的諸問題にまで対応できる問題発見能力とそれに対する解決能力(思考力・判断力・表現力)、産官学分野にまたがる諸問題を解決しようとする態度(主体性・多様性・協働性)を習得することを到達目標とし、2年次において、演習形式による研究指導科目を履修する。

アドミッション・ポリシー

心理学研究科博士課程(前期課程)アドミッション・ポリシー

心理学研究科博士課程(前期課程)は、基礎・応用心理学に関する高度な専門的知識と、基礎的研究のためのデータ収集・解析技術、また心理臨床的な実践的技術などを身につけることを目的としています。心理学の専門家としてこころに関する課題の解決につとめ、社会の中で信頼される人物を育成することを目的としています。そのために、次のような学生を求めています。

心理学研究科博士課程(前期課程)の求める学生像

  • 心理学の専門家として学問の発展に貢献するために、自律的に研究を遂行する意欲と能力を備えた学生。
  • 将来、実践場面において他分野の専門家と対等に議論をするために、心理学だけでなく他の学問領域の知識習得にも関心をもつことのできる学生。
  • 将来、実践場面においてチーム全体の力を引き出すために、他者の考え方や課題となっていることについて的確に理解することのできる学生。

心理学研究科博士課程(後期課程)アドミッション・ポリシー

心理学研究科博士課程(後期課程)は、基礎・応用心理学に関する先端的な知識や技能を深め、それをもとに高度な科学的研究を遂行し、その成果を社会に還元する能力を身につけることを目的としています。研究者・教育者・臨床家として、行政や産業界、教育界、そして地域社会の諸問題の解決に自らの研究を発展させることのできる人物を育成することを目的としています。そのために、次のような学生を求めています。

心理学研究科博士課程(後期課程)の求める学生像

  • 心理学の専門家として科学全体の発展に貢献するために、独自の問題発見能力を備え、自らの信念にそって研究を遂行することのできる学生。
  • 世界の諸問題に広く関心をもち、よりよい社会をつくることに貢献しようという意識のある学生。
  • 他者の成長を支援しようという意欲のある学生。

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