教員・卒業論文紹介Professors & Graduation thesis
あなたの知的好奇心に応える、心理学エキスパート。
大屋 藍子 准教授

| 専門領域 | 臨床行動分析 |
|---|---|
| 担当科目 | 心理的アセスメント、心理演習、臨床心理・学外実習 など |
| 現在の研究テーマ |
|
| 私にとって心理学とは | 誰かの助けになることのできるツール |
| メールアドレス | ![]() |
Message
人は何かを選び、行動することを繰り返して日々を紡ぎます。心理学はそうした「生きていくこと」に直接関わる学問であり、こんなに楽しいものはないのではないかと思います。一緒に心理学を追求できることを楽しみにしています。
研究紹介
「わかっちゃいるけど続かない」を支援するには
糖尿病や肥満症の改善では、当事者が正しい生活習慣を送ることが要となります。しかし、病気の捉え方、生活の忙しさ、食べ物の誘惑など、セルフケア行動を妨げる状況は様々です。そこで、行動分析学という枠組みを使い、原因を「やる気」に求めるのではなく行動と環境の関係性として探求しています。そして一人ひとりが自分らしく健康的な生活を営むのを支援しています。

ゼミ紹介
生活習慣に関わる行動拡大を目指す。
臨床心理士/公認心理師として糖尿病や肥満症に対するチーム医療にも参画している大屋先生。人の心理を行動分析学の観点から深く探究し、その成果を社会の各分野で積極的に活かし、貢献することを主眼にしています。ゼミでは,先延ばしや援助要請行動、歩数や睡眠などの健康といった日々の行動習慣をターゲットに、影響を及ぼす要因の検討や改善に向けたアプローチの検討が中心に行われています。各自が試行錯誤を通して新たな行動を拡大できるよう思い切って発言したことや実行したことが認められると実感できる環境設定を心がけています。

論文テーマ例
卒業論文
- 大学生のASD傾向別に見たストレスの程度と不安の関連 ―ASD者に特有のストレス状況を考慮して―
- 認知行動療法による大学生の睡眠時間と授業中のパフォーマンスの変化
- コロナ禍・コロナ禍後における対人ストレスコーピングと精神的健康の関係について
