教員・卒業論文紹介Professors & Graduation thesis

あなたの知的好奇心に応える、心理学エキスパート。

藤村 友美 准教授

研究者データベース

専門領域精神生理学、感情心理学
担当科目精神生理学、心理学実験、感情心理学特論 など
現在の研究テーマコミュニケーションの心理的・生理的基盤の解明
私にとって心理学とは自分と他者と社会を知る手がかり
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大学では、たくさんの人と出会い、よく学び、よく考え、社会に貢献できる「あなたにしかできないこと」をみつけてください。

研究紹介

コミュニケーションで人と人をつなぐ表情の真相に迫る

文字だけのやりとりだと相手の気持ちが掴めないときがありますよね。私たちは表情や音声から相手の気持ちを読み取ってスムーズにコミュニケーションをとっています。とくに表情は信頼など社会的関係を結ぶ上で重要な役割を果たしていることがわかっています。表情筋電図など生理指標を用いてコミュニケーションの心理進化的基盤を解明する研究を行っています。

※「表情認知」が気になる方は、下記教員ページもご覧ください。

ゼミ紹介

コミュニケーションにおける表情や感情の役割を明らかにする。

私たちはなぜ相手につられて笑ってしまうのか、感情が人間関係の成立にどのような恩恵をもたらしているのかを、精神生理学的アプローチで解明します。心拍、発汗、表情筋活動などの生理反応を測定することもできます。警察の科学捜査研究所でポリグラフ検査を行う心理判定員といった進路を選択する学生もいます。ゼミでは、日常の疑問について実証的手法で研究を進めることを大切にしており、研究のテーマ設定から丁寧に議論を重ねます。

論文テーマ例

卒業論文

  • 絵画の画風が美的印象評価の形成時間に及ぼす影響について
  • 口角低下によるフェイシャルフィードバック効果の検討 ――自身の感情と他者の感情推測への影響――
  • 顔の向きがクローン減価効果に及ぼす影響:倒立顔と正立顔の比較

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