教員・卒業論文紹介Professors & Graduation thesis
あなたの知的好奇心に応える、心理学エキスパート。
中谷内 一也 教授

| 専門領域 | 社会心理学、リスク心理学 |
|---|---|
| 担当科目 | リスク心理学、産業・組織心理学、心理学実験 など |
| 現在の研究テーマ | 災害や各種リスクに対する認識と行動 |
| 私にとって心理学とは | 甘い期待と厳しい現実 |
| メールアドレス | ![]() |
Message
野心を抱き続けよう。それを実現するために、日々の課題に地道に取り組もう。
研究紹介
適切なリスク対応の秘訣は
リスク判断の落し穴を知ること
東日本大震災や新型コロナ禍など、私たちの社会は深刻な危機を経験しました。それらの渦中にあってはさまざまな情報が錯綜して、何を信じてどう行動すれば良いのか分からなくなった人も多いでしょう。今後も直面するであろう多様な危機に対応するため、研究成果を踏まえて、リスクを侮ったり、過剰反応したりしないコミュニケーションのあり方を提言します。

ゼミ紹介
判断・意思決定の“クセ”とリスク対応
人は日々さまざまな課題に直面し、判断を下して生活しています。これまでの心理学研究によって人の判断には系統的な“クセ”があることが分かっています。中谷内ゼミではこの“クセ”について理解を深め、人がさまざまなリスク(例えば、災害や事故、人間関係の破綻から、ちょっとした仕事上のミスや買い物の失敗まで)の判断をどのように誤ってしまうか、なぜ不利な誘導に乗ってしまうのか、といったテーマに取り組んでいます。

論文テーマ例
卒業論文
- 足跡ナッジのデザインの違いがその効果に及ぼす影響
- 希少性を示す文言と商品の陳列数が選択に及ぼす影響
- デフォルト効果・アンカリング効果の生起と影響力,および使用者への印象評定
