ISBN978-4-480-68404-2

ちくまプリマー新書

リスク心理学
危機対応から心の本質を理解する

なぜ、危険を過大・過小評価してしまうのか?
コロナから原発、飛行機事故から児童虐待まで――



人間には危機に対応する心のしくみが備わっている。
しかし、そのしくみにはどうやら一癖あるらしい。
感情と合理性の衝突、リスク評価の基準など、
さまざまな事例を元に最新の研究成果を紹介。


第1章 リスクと心理学
第2章 判断を決める「二つのシステム」
第3章 「恐ろしさ」と「未知」
第4章 直感のしくみ――ヒューリスティクス
第5章 人それぞれの不安
第6章 リスクに向き合う社会